「海外証券先物取引等に関する規則」の一部改正に係る考え方について
平 成 2 3 年 4 月 1 2 日 日 本 証 券 業 協 会 海外証券先物取引等に関する ワーキング・グループ
日本証券業協会(以下「本協会」という。)では、平成元年に、海外証券先物取引等(海 外取引所に上場している有価証券関連の先物取引、先物オプション取引、オプション取引) の取次ぎが解禁されたのに合わせて、協会員が顧客等との間で行う海外証券先物取引等の 取引の執行、決済、受託等について遵守するべき事項を定めた「海外証券先物取引等に関 する規則」(以下「海外証券先物規則」という。)を制定している。
この間、海外取引所の合従連衡の動きや新しい取引手法の導入などにより海外取引所の デリバティブ取引制度が多様化してきていること等から、現在の海外証券先物規則が取引 実態に対応しきれていない部分があるのではないかとの問題意識のもと、平成 22 年8月に 金融商品委員会の下部機関として「海外証券先物取引等に関するワーキング・グループ」 を設置して、海外証券先物規則の見直しについて検討を行ってきたところである。
今般、本ワーキング・グループとして、投資家保護の理念を損なうことなく、近時の取 引制度や市場慣行等を踏まえて見直しが必要であるとの合意に至った海外証券先物規則の 各規定及びその改正に向けた考え方は以下のとおりである。
<主な見直し事項の概要> 1.証拠金制度について
指定建通貨の廃止
指定建通貨1による証拠金の受入義務を廃止する。 証拠金の区分計算の廃止
受入証拠金を海外取引所ごとに区分し、かつ、同一指定建通貨ごとに計算する義務 を廃止する。
証拠金の管理態勢の整備義務の新設
証拠金の区分計算の廃止を踏まえ、適切な証拠金の管理態勢の整備を義務付ける規 定を新設する。
2.金銭及び有価証券の受渡期限等について
協会員から顧客に対する金銭及び有価証券の引渡しの迅速化
協会員が顧客に対して引き渡す金銭又は有価証券に係る一律一定の期限に代えて、 「遅滞なく」行うことに改める。
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指定建通貨の廃止
指定建通貨による決済の義務を廃止する。 3.海外証券先物取引等口座設定約諾書について
海外証券先物取引等口座設定約諾書の参考様式化
Ⅰ.主な見直し事項
1.証拠金制度について( 1) 指定建通貨の廃止(改正規則 第9条、第 11 条、第 15 条) ① 現 行
・ 顧客から海外証券先物取引等に関する証拠金を受け入れる場合には、指定建 通貨によることが義務付けられている。
② 見直しの内容
・ 指定建通貨による証拠金の受入義務を廃止し、いずれの通貨によっても受け 入れることを可能とする。
・ 使用できる通貨及び通貨間の換算レートについては、約諾書に記載されるべ き項目とする。
③ 考 え 方
・ 現在、一部の海外取引所においては、証拠金について多様な通貨による受入 れを認めており、現行の海外証券先物規則は実情に適応できていない状況とな っている。
・ 見直しを行うことで、海外取引所の制度に合わせた対応が可能となり、また、 全ての取引について、邦貨での受渡しを希望する顧客に対しても対応が可能と なるなど、取引の利便性は向上することとなる。
・ ただし、顧客との間で受渡しを行う通貨が不明確になることや顧客が想定し ない換算レートにより通貨の交換が行われることがないように、協会員におい て使用できる通貨及び通貨間の換算レートについては、約諾書に記載されるべ き項目とする。
・ なお、本見直しは指定建通貨による証拠金の受入義務の廃止であることから、 協会員が自らの判断に基づき、従来どおり(証拠金の指定建通貨による受入れ) の対応を採ることを妨げるものではない。
( 2) 証拠金の区分計算の廃止(改正規則 第 12 条) ① 現 行
・ 受入証拠金(顧客から受け入れた委託証拠金に評価損益等を加減した額)に ついては、海外取引所ごとに区分し、かつ、同一指定建通貨ごとに計算するこ ととされている。
② 見直しの内容
・ 証拠金を海外取引所ごとに区分し、かつ、同一指定建通貨ごとに計算する義 務を廃止し、受入証拠金の算出において、取引所・建通貨の別に拘らず、通算 することを可能とする。
・ 通算可能な範囲を含め、受入証拠金の算出方法については、約諾書に記載さ れるべき項目とする。
③ 考 え 方
・ 現在、一部の海外取引所においては、受入証拠金の計算について、グループ 内での通算が認められており、現行の海外証券先物規則は実情に適応できてい ない状況となっている。
・ 見直しを行うことにより、海外取引所の制度に合わせた管理が可能となり、 また、顧客の投資効率の向上にも繋がることとなる。
・ ただし、協会員が過度な信用リスクを抱え財務の健全性に問題が生じること がないよう、また、顧客の過当投機に繋がることがないよう、例えば、建玉制 限や緊急証拠金制度の導入など適切な証拠金の管理態勢の整備及び同態勢に基 づく管理を義務付ける規定を新設することとする。
・ 通算可能範囲については、約諾書に記載されるべき項目とする。
・ なお、本見直しは区分計算義務の廃止であることから、協会員が自らの判断 に基づき、従来どおり(海外取引所ごとの区分、同一指定建通貨ごとの計算) の対応を採ることを妨げるものではない。
2.金銭及び有価証券の受渡期限等について
( 1) 協会員から顧客に対する金銭及び有価証券の引渡しの迅速化
(改正規則 第9条、第 13 条、第 15 条、第 17 条、第 19 条、第 20 条、第 21 条) ① 現 行
・ 委託証拠金又は決済に係る金銭及び有価証券の受渡しに関しては、海外取引 所ごとの制度の違いに拘らず、海外証券先物規則において、例えば、「約定日か ら起算して4営業日目の日」など一律一定の期限を定めている。
② 見直しの内容
・ 協会員が顧客に対して委託証拠金等に係る金銭又は有価証券を引き渡す場合 には、一律一定の期限に代えて、「遅滞なく」行うことに改める。
・ 顧客が協会員に対して委託証拠金等に係る金銭又は有価証券を差し入れる場 合には、「○ 日まで」との期限を「○ 日までの協会員が定める日時まで」と改め る。
③ 考 え 方
・ 協会員から顧客に対する金銭や有価証券の引渡期限に関して、現行規定では 現地ブローカーとの清算が終了している場合でも顧客に期限到来まで引渡しが できないため、顧客の投資効率を低下させているほか、協会員にとっても滞留 資金の管理が求められていることから、これを是正するため、「遅滞なく」引渡 しを行うことに改める。
と時間的即時性が弱い場合が多く、正当な又は合理的な遅滞は許されるものと 解されている(出典:前田正道編「ワークブック法制執務 全訂」(㈱ぎょうせ い、31 版、平 16))。この場合の「正当な又は合理的な遅滞」には、天災地変又 は海外取引所や決済機関の閉鎖など不可抗力と認められる事由により遅滞する 場合などが含まれる一方、協会員における事務処理体制の未整備又はシステム 管理における不適切な運営など、協会員の懈怠又は故意に起因する遅滞につい ては含まれないと考えられる。「遅滞なく」と定めることで、協会員においては、 海外取引所の定める期限又は海外取引所の存する国との時差等を踏まえ、可能 な範囲で顧客に対して迅速に金銭又は有価証券を引き渡すことが求められるこ とになる。
・ 金銭及び有価証券の受渡しに関する具体的な取決めについては、約諾書に記 載されるべき項目とする。
・ なお、顧客から協会員に委託証拠金等に係る金銭又は有価証券を差し入れる 場合の期限については、これまでどおりとするものの、海外証券先物規則で定 めた期限内において協会員が期限を定めることができることをより明確にする ため、文言を加えることとする。
( 2) 指定建通貨の廃止 ① 現 行
・ 顧客との間で決済を行う場合には、指定建通貨によることが義務付けられて いる。
② 見直しの内容
・ 指定建通貨による決済の義務を廃止し、いずれの通貨によっても受け入れる ことを可能とする。
・ 使用できる通貨及び通貨間の換算レートについては、約諾書に記載されるべ き項目とする。
③ 考 え 方
・ 現在、一部の海外取引所においては、多様な通貨による金銭の受渡しを認め ており、現行の海外証券先物規則は実情に適応できていない状況となっている。 ・ 見直しを行うことで、海外取引所の制度に合わせた対応が可能となり、また、
全ての取引について、邦貨での受渡しを希望する顧客に対しても対応が可能と なるなど、取引の利便性は向上することとなる。
・ ただし、顧客との間で受渡しを行う通貨が不明確になることや顧客が想定し ない換算レートにより通貨の交換が行われることがないように、協会員におい て使用できる通貨及び通貨間の換算レートについては、約諾書に記載されるべ き項目とする。
員が自らの判断に基づき、従来どおり(指定建通貨による決済)の対応を採る ことを妨げるものではない。
3.約諾書について(改正規則 第4条) ○ 約諾書の参考様式化
① 現 行
・ 顧客と海外証券先物取引等に関する契約を締結するにあたって、本協会が定 める一言一句変更できない統一様式により作成された約諾書の提出を受けるこ とが義務付けられている。
② 見直しの内容
・ 統一された約諾書の使用義務を改め、協会員がそれぞれ創意工夫を行えるよ うに約諾書を参考様式化する。
・ ただし、約諾書に記載される必要がある一定の事項等については、海外証券 先物規則で定める。
③ 考 え 方
・ 参考様式化することで、海外取引所の制度変更等に対しても機動的な対応が 可能となるほか、協会員にとって提供サービスの創意工夫の余地が広がり、顧 客にとっても取引の自由度が高まることが期待される。
Ⅱ.その他の見直し事項
1.証拠金制度について( 1) 代用有価証券の種類及び代用価格(改正規則 第 11 条) ① 現 行
・ 顧客から受け入れる委託証拠金の代用有価証券は債券に限定されており、ま た、その評価は額面を基準として償還までの期間に応じた一定の比率(掛目) を乗じて算出することとなっている。
② 見直しの内容
・ 海外証券先物規則において代用有価証券の種類を債券に限定すること及び代 用有価証券の掛目を具体的に定めることを廃止する。
・ 代用有価証券の種類は、いずれかの国内取引所等(国内取引所及び取引を執 行する海外取引所をいう。以下同じ。)が定めるデリバティブ取引に係る代用有 価証券の種類とし、代用有価証券の評価を行う場合における代用価格は、デリ バティブ取引に係る代用有価証券の代用価格を算出するために当該国内取引所 等が定める時価に当該国内取引所等の定める率を乗じて得た額を超えない額と する。
・ 代用有価証券の具体的な取扱いについては、約諾書に記載されるべき項目と する。
③ 考 え 方
・ 代用有価証券については、制定当時は担保価値を保守的に捉えていたことや 管理コストを抑える観点から、国内取引所等の基準とは別に独自の規定を設け ていたが、国内取引所等の制度は市場実勢を踏まえており、担保価値評価の観 点から、より適正であると考えられるので、同制度を利用することとする。
( 2) 受入証拠金の計算方法(改正規則 第 12 条) ① 現 行
・ 受入証拠金の総額は、顧客が差し入れている委託証拠金の額に海外証券先物 取引に係る計算上の損益額を加減し、顧客の負担するべきものに相当する額で 協会員が必要と認める額を差し引いて得た額としている。
(参 考)
受入証拠金の総額 = 委託証拠金 ± 先物取引の計算上の損益 − その他 顧客の負担するべき額
② 見直しの内容
・ 受入証拠金の総額の計算において、先物取引における未授受の決済損益額・ オプション取引における未授受の取引代金を加える。
(参 考)
引における未授受の決済損益額 ± オプション取引 における未授受の取引代金 − その他顧客の負担す るべき額
③ 考 え 方
・ 国内取引所のデリバティブ取引に係る受入証拠金の計算方法には、上記①の 要素に加えて、「先物取引における未授受の決済損益額・オプション取引におけ る未授受の取引代金」が含まれているため、これに倣う形に改める。
( 3) 値洗いに関する規定の新設(改正規則 第 15 条) ① 現 行
・ 顧客の建玉の値洗いを行う旨の規定はない。 ② 見直しの内容
・ 国内の営業日ごとに値洗いを行う旨の規定を新設する。 ③ 考 え 方
・ 建玉や証拠金の状態を適時・適切に管理することは、協会員の財務の健全性 確保や顧客の不測の損害を防止する観点から重要であり、現在も協会員におい ては実施されていると考えられるが、実効性を確保するために自主規制として 規定を設ける必要がある。
( 4) ロスカット取引に関する規定の新設(改正規則 第 15 条) ① 現 行
・ ロスカット取引2に関する規定はない。 ② 見直しの内容
・ ロスカット取引を行うことを妨げない旨の規定を新設する。
・ ロスカット取引の具体的な方法については、約諾書に記載されるべき項目と する。
③ 考 え 方
・ ロスカット取引は、CFD取引などにおいて採用されているところであるが、 海外証券先物規則においてもロスカット取引を行うことが妨げられていないこ とを明確化するため、本規定を新設する。
・ なお、本見直しはあくまでも協会員がロスカット取引を行うことができるこ とを示すための規定であり、協会員に対してロスカット取引を義務付けるもの ではない。
2
2.その他について
( 1) 建玉等の割当て(改正規則 第 22 条) ① 現 行
・ 先物取引における未決済勘定を有する顧客間での受渡決済の割当てやオプシ ョン取引の権利行使に関して売建玉に割当てを行う必要がある場合には、「約定 日順に割当て」を行うことが義務付けられている。
② 見直しの内容
・ 建玉等の割当方法については、恣意性を排除した公平に割り当てる方法とし、 当該方法は約諾書に記載されるべき項目とする。
③ 考 え 方
・ 建玉等の恣意性を排除した公平な割当方法については、約定日順のほか、例 えば、無作為抽選、建玉水準に応じた比例配分などが想定されるため、敢えて 海外証券先物規則において画一的に取り決める必要はないと考えられる。 ・ 恣意性を排除した公平な割当方法を実現するにあたっては、個別取引ごとに
割当方法を変更するような運用は、行われるべきではないと考えられる。 ・ 協会員において採る割当方法は事前に顧客と合意しておく必要があることか
ら、約諾書に記載されるべき項目とする。
( 2) 海外証券先物規則における照合通知書に関する規定の廃止(改正規則 第 25 条) ① 現 行
・ 協会員は、海外証券先物規則に基づき、顧客に対して、海外証券先物取引等 に係る建玉残高、委託証拠金の残高等及び顧客に対する債権・債務の残高を照 合通知書により、報告することが義務付けられている。
・ 一方で、「有価証券の寄託の受入れ等に関する規則」においても、海外証券先 物取引等を含む有価証券関連デリバティブ取引全般を対象として、顧客に対し て、立替金及び預り金の直近の残高、有価証券デリバティブ取引に係る未決済 勘定の直近の残高等を照合通知書により、報告することが義務付けられている。 ② 見直しの内容
・ 海外証券先物規則に基づく照合通知書の交付義務の規定を廃止する。 ③ 考 え 方
・ 海外証券先物規則に基づく照合通知書の交付義務を廃止しても、「有価証券の 寄託の受入れ等に関する規則」において顧客への海外証券先物規則等に係る残 高等の報告は行われているため、顧客への報告内容に実質的な変更は生じない と考えられることから、本規定を廃止する。
・ 協会員は、海外証券先物取引等の売買状況について、本協会へ報告すること となっている。
・ 一方で、本協会は、「定款の施行に関する規則」に基づいて、毎月モニタリン グ調査表により、外国市場デリバティブ取引に係る売買状況について報告を受 けている。
② 見直しの内容
・ 海外証券先物規則に基づく、売買状況に係る報告義務の規定を廃止する。 ③ 考 え 方
・ 現在、本協会は、毎月モニタリング調査表により、外国市場デリバティブ取 引の売買状況について報告を受けており、別途、海外証券先物取引等の売買状 況に関する報告を求める必要性は生じていないことから、海外証券先物規則に 基づく報告義務の規定は廃止する。
( 4) 社内規則の作成に関する規定の新設(改正規則 第 27 条) ① 現 行
・ 社内規則の作成に関する規定はない。 ② 見直しの内容
・ 実際に海外証券先物取引等の取次業務を行う場合には、社内規則の作成を要 する旨の規定を新設する。
③ 考 え 方
・ 協会員における海外証券先物規則に基づいた取引の適切な運営・管理との観 点から、より実効性を高めるために、証拠金の管理方法、決済の方法・日程、 値洗いの方法などを盛り込んだ社内規則を作成することを義務付ける規定を新 設する。
(5)適用除外(電子端末取引を利用して媒介を行う場合)に関する規定の削除 ① 現 行
・ 本規定は、GLOBEX端末3等を利用した「媒介」が海外証券先物規則の適用 除外であることを定めている。
② 見直しの内容
・ 本適用除外規定を削除する。 ③ 考 え 方
・ 海外証券先物規則は、協会員が行う海外証券先物取引等の「取次ぎ(委託の取
次ぎを含む。以下同じ。)」について定めた規則であり、「媒介」、「代理」は海外証
券先物規則の対象とはなっていないが、平成6年当時、契約により外国親会社等
3
に代わって行うGLOBEX端末での注文入力が国内で始まるにあたって、当該行
為が「媒介」であることを明確化するために本規定が設けられた。
・ 現在、本規定の設置目的であったGLOBEX端末は、国内外において存在して いないことから、本規定を削除することとする。
Ⅲ.適用時期
本見直しについては、平成 23 年7月1日から施行することとする。
〔
参
考
〕
「海外証券先物取引等に関する規則」等の一部改正について
平 成 2 3 年 4 月 1 9 日 日 本 証 券 業 協 会 Ⅰ.改正の趣旨
本協会では、協会員が顧客等の間で行う海外証券先物取引等について、近年、海外取引 所の合従連衡や新しい取引手法の導入などにより海外取引所のデリバティブ取引制度が 多様化してきていることから、現行の「海外証券先物取引等に関する規則」(以下「本規 則」という。)が取引実態に対応しきれていない部分があるのではないかとの問題意識の もと、昨年8月に「海外証券先物取引等に関するワーキング・グループ」を設置して、本 規則の見直しについて検討してきたところである。
今般、同ワーキング・グループの検討結果を受けて、投資家保護を踏まえつつ、現在の 取引実態に適応した柔軟な制度とすべく、本規則の一部を改正することとする。
また、本規則の改正に伴い、「書面の電磁的方法による提供等の取扱いに関する規則」 の一部を併せて改正することとする。
Ⅱ.改正の骨子
1.「海外証券先物取引等に関する規則」の一部改正について ( 1) 指定建通貨の廃止
海外取引所においては、多様な通貨による証拠金の受入れ等が認められている実 情を踏まえ、指定建通貨(海外証券先物取引等に係る商品の価格を表示する通貨) による証拠金の受入れや決済の義務を廃止する。
(改正前の第8条第2項、第 10 条第 2 項、第 14 条及び第 21 条)
( 2) 証拠金の区分計算の廃止
① 海外取引所においては、受入証拠金の計算について、取引所グループ内での通 算が認められている実情を踏まえ、受入証拠金を海外取引所ごとに区分し、かつ、 同一指定建通貨ごとに計算する義務を廃止する。
(改正前の第 11 条第1項)
② 証拠金の区分計算の廃止に伴い、協会員が過度な信用リスクを抱え財務の健全 性に問題が生じることがないよう、また、顧客の過当投機に繋がることがないよ う、適切な証拠金の管理態勢の整備を義務付ける規定を新設する。
( 3) 協会員から顧客に対する金銭及び有価証券の引渡しの迅速化
協会員が顧客に対して引き渡す金銭又は有価証券に係る一律一定の期限に代えて、 「遅滞なく」行うことに改める。
(改正後の第 13 条第2項、第 17 条、第 19 条第2項及び第 21 条)
( 4) 海外証券先物取引等口座設定約諾書の参考様式化
協会員がそれぞれの創意工夫を発揮できるよう、一言一句変更ができない統一様 式である海外証券先物取引等口座設定約諾書の使用の義務付け及び同約諾書を廃止 する。ただし、海外証券先物取引等において約諾書に記載されることが必要と考え られる事項及び内容については、本規則に定めることとする。
※ 統一様式の廃止に伴う混乱を緩和するため、約諾書の参考様式を提示することとする。
(改正後の第4条、海外証券先物取引等口座設定約諾書)
( 5) その他
① 上記以外の改正事項は以下のとおり。
・ 代用有価証券の種類等を本規則において定める代わりに、いずれかの国内取 引所又は海外取引所の定めに応じることに改める。
・ 受入証拠金の総額の計算において、先物取引における未授受の決済損益額・ オプション取引における未授受の取引代金を加えることに改める。
・ 営業日ごとに値洗いを行う旨の規定を新設する。
・ ロスカット取引を行うことを妨げない旨の規定を新設する。
・ 建玉等の割当方法については、「約定日順」と画一的に定めることに代えて、 恣意性を排除した公平な方法により割当てを行うことに改める。
・ 照合通知書の交付義務に関する規定を廃止する。 ・ 売買状況報告に関する規定を廃止する。
・ 社内規則の作成に関する規定を新設する。 ・ 適用除外に関する規定を廃止する。
(改正後の第 11 条第2項、第 12 条第3項、第 15 条、第 22 条及び第 27 条並び に改正前の第 25 条第3項、同条第4項、第 26 条、第 28 条)
2.「書面の電磁的方法による提供等の取扱いに関する規則」の一部改正について 「海外証券先物取引等に関する規則」における照合通知書の交付義務に関する規定 を廃止したことに伴い、「書面の電磁的方法による提供の取扱いに関する規則」別紙に おける同照合通知書に係る規定を廃止する。
(別紙)
Ⅲ.施行の時期
この改正は、平成 23 年7月1日から施行する。
「海外証券先物取引等に関する規則」の一部改正について
平成 23 年4月 19 日
(下線部分変更)
新
旧
(法令・諸規則等の遵守)
第 2 条 協会員は、海外証券先物取引等を行う場 合には、この規則によるほか、金融商品取引法(以 下「金商法」という。)その他関係法令、諸規則 等を遵守しなければならない。
( 新 設 )
(定 義)
第 3 条 こ の 規 則 に お い て 次 の 各 号 に 掲 げ る 用 語の定義は、当該各号に定めるところによる。 1 海 外 証 券 先 物 取 引 外 国 金 融 商 品 市 場 に お
いて行う取引であって、金商法第28条第8項第 3 号 イ 又 は ロ に 掲 げ る 取 引 と 類 似 の 取 引 を い う。
2
・ ( 現 行 ど お り ) 3
(定 義)
第 2 条 こ の 規 則 に お い て 次 の 各 号 に 掲 げ る 用 語の定義は、当該各号に定めるところによる。 1 海 外 証 券 先 物 取 引 外 国 金 融 商 品 市 場 に お
いて行う取引であって、金融商品取引法(以下 「 金商法 」という。) 第28条第8項第3号イ又 はロに掲げる取引と類似の取引をいう。 2
・ ( 省 略 ) 3
(取引契約の締結)
第 4 条 協会員は、顧客又は他の協会員から海外 証券先物取引等の注文を受ける場合には、あらか じ め 当 該 顧 客 又 は 他 の 協 会 員 と 海 外 証 券 先 物 取 引等に関する契約を締結しなければならない。 2 協会員は、前項の規定により顧客と海外証券先
物取引等に関する契約を締結するときは、当該顧 客 か ら 海 外 証 券 先 物 取 引 等 の口 座 設 定 に 関 す る 約諾書(以下「約諾書」という。)の提出を受け るものとする。
3 約諾書は、次に掲げる事項が記載されたもので なければならない。
1 海外証券先物取引等の口座による処理に関 する事項
2 期限の利益の喪失に関する事項
3 顧客の決済不履行、支払不能又はそれらのお それがある場合等に係る措置に関する事項 4 執行取引所(海外証券先物取引等を執行する
外国金融商品市場を開設する者をいう。以下同 じ。)及び執行方法の指示に関する事項
(取引契約の締結)
第 3 条 協会員は、顧客又は他の協会員から海外 証券先物取引等の注文を受ける場合には、予め当 該 顧 客 又 は 他 の 協 会 員 と 海 外 証 券 先 物 取 引 等 に 関する契約を締結しなければならない。
2 協 会 員 は 前 項 の 規 定 に よ り 顧 客 と 海 外 証 券 先 物取引等に関する契約を締結するときは、当該顧 客から本協会の定める様式により作成した「海外 証券先物取引等口座設定約諾書」の提出を受ける ものとする。
新
旧
5 注文の執行及び処理に関する事項6 顧客の委託証拠金の差入れ及び引出し等に 関する事項
7 受入証拠金等の計算等に関する事項 8 決済に関する事項
9 諸通知に関する事項 10 諸料金に関する事項 11 通貨に関する事項 12 契約の解約に関する事項 13 免責事項
14 準拠法に関する事項 15 合意管轄に関する事項
16 約諾書の内容の変更に関する事項 17 その他事務手続きに関する事項
4 前項に掲げる事項のうち、次の各号に掲げる事 項には、当該各号に定める内容が記載されていな ければならない。ただし、協会員の業務内容に鑑 み、あらかじめ顧客との間で内容を定める必要の ないものについては、この限りでない。
1 前項第6号に掲げる事項 次に掲げる内容 イ 顧客の委託証拠金の差入義務及び差入期
限に関すること。
ロ 委託証拠金の引出額の制限及び引き出さ せる場合の委託証拠金の引渡予定日時に関 すること。
ハ 計算上の利益の払出額の制限及び払い出 す場合の計算上の利益の引渡予定日時に関 すること。
ニ 第15条第1項に定める不足額の確認の頻 度に関すること。
ホ 顧客の委託証拠金の追加差入義務及び差 入期限に関すること。
へ ロスカット取引(顧客の海外証券先物取引 等を決済した場合に顧客に生じることとな る損失の額が、当該顧客との間であらかじめ 約した計算方法により算出される額に達す る場合に行うこととする海外証券先物取引 等の決済をいう。以下同じ。)の方法に関す ること。
新
旧
ト 委託証拠金の返還予定日時に関すること。チ 委託証拠金に対して利息その他の対価を 付さないこと。
2 前項第7号に掲げる事項 次に掲げる内容 イ 委託証拠金の所要額及び受入証拠金の算
出方法
ロ 代用有価証券(第11条に定める代用有価証 券をいう。)の取扱いの可否及び取り扱う場 合における種類、代用価格その他に関するこ と。
ハ 委託証拠金の所要額の変更に関すること。 3 前項第8号に掲げる事項 次に掲げる内容
イ 決 済 に 伴 う 金 銭 及 び 有 価 証 券 の 授 受 に 係 る受渡方法並びに受渡期限に関すること。 ロ 顧客への建玉の割当方法に関すること。 ハ 権利行使等に係る意思確認に関すること。 ニ 天 災 地 変 等 に よ る 決 済 条 件 の 変 更 に 関 す
ること。
4 前項第9号に掲げる事項 次に掲げる内容 イ 通知書その他の諸通知の内容、交付方法及
び交付時期
ロ 通知の効力に関すること。
5 前項第11号に掲げる事項 次に掲げる内容 イ 委 託 証 拠 金 の 授 受 及 び 決 済 に 使 用 す る 通
貨の種類
ロ 通貨の換算レートに関すること。 ハ 外国通貨による受払いに関すること。 6 前項第17号に掲げる事項 次に掲げる内容
イ 日 本 国 又 は 執 行 取 引 所 の 存 す る 国 の 法 令 諸 規 則 等 に 基 づ く 顧 客 に 係 る 海 外 証 券 先 物 取 引 等 の 内 容 等 の 政 府 機 関 等 へ の 提 出 に 関 すること。
ロ 電 磁 的 方 法 に よ る 書 面 の 授 受 に 関 す る こ と。
ハ 顧客の届出事項の変更届出に関すること。 (約諾書による処理)
第 5 条 協会員は、顧客の注文に基づいて行う海 外証券先物取引等の執行、差金決済、受渡決済及 び当該取引に係る資金の授受等については、約諾
(約諾書による処理)
新
旧
書 に 定 め る と こ ろ に よ り 処 理 し な け れ ば な ら ない。
外証券先物取引等口座設定約諾書」に定めるとこ ろにより処理しなければならない。
(遵守事項) 第 6 条
(遵守事項) 第 5 条
( 現 行 ど お り ) ( 省 略 )
(口座の種類) 第 8 条
(口座の種類) 第 7 条
(委託証拠金の受入れ等)
第 9 条 協会員は、顧客の海外証券先物取引等に よる売付け又は買付けが成立した場合(ただし、 海 外 証 券 先 物 オ プ シ ョ ン 取 引 及 び 海 外 証 券 オ プ ション取引の買付けの場合を除く。)において、 第 12条 に 規 定 す る 受 入 証 拠 金 の 総 額 が 第 10条 に 規 定 す る 委 託 証 拠 金 の 所 要 額 の 総 額 を 下 回 っ て い る と き 又 は 当 該 顧 客 か ら 委 託 証 拠 金 と し て 受 け入れている金銭の額が現金支払予定額(第 12 条 第 3 項 に 規 定 す る 現 金 授 受 予 定 額 が 負 で あ る 場合の当該額をいう。以下同じ。)を下回ってい るときは、当該顧客から、受入証拠金の総額と委 託証拠金の所要額の総額との差額(以下「総額の 不足額」という。)又は当該金銭の額と現金支払 予定額との差額(以下「現金不足額」という。) の い ず れ か 大 き い 方 の 額 以 上 の 額 を 委 託 証 拠 金 として、約定日(当該売付け又は当該買付けの成 立を協会員が確認した日)から起算して3営業日 目 の 日 の 正 午 ま で の 協 会 員 が 定 め る 日 時 ま で に 受け入れるものとする。
( 削 る )
2 前 項 の 規 定 は 海 外 証 券 先 物 オ プ シ ョ ン 取 引 の 権 利 行 使 又 は 権 利 割 当 て に よ り 成 立 す る 海 外 証 券先物取引について準用する。
3 協会員は、この条及び第 15条に定める委託証 拠金の受入れに当たり、顧客の信用リスク、価格 変 動 リ ス ク 等 に 応 じ た 適 切 な 証 拠 金 管 理 の た め の態勢を整備し、当該態勢に基づく管理を行わな ければならない。
(委託証拠金の差し入れ等)
第 8 条 協会員は、海外証券先物取引等による売 付け又は買付けが成立した場合(ただし、海外証 券 先 物 オ プ シ ョ ン 取 引 及 び 海 外 証 券 オ プ シ ョ ン 取引の買付けの場合を除く。)において、第11条 に 規 定 す る 受 入 証 拠 金 の 総 額 が 第 9 条 に 規 定 す る 委 託 証 拠 金 所 要 額 の 総 額 を 下 回 っ て い る と き 又 は 当 該 顧 客 が 委 託 証 拠 金 と し て 差 し 入 れ て い る 金 銭 の 額 が 海 外 証 券 先 物 取 引 に 係 る 計 算 上 の 損失額を下回っているときは、当該顧客から、受 入 証 拠 金 の 総 額 と 委 託 証 拠 金 所 要 額 の 総 額 と の 差額(以下「総額の不足額」という。)又は当該 金 銭 の 額 と 当 該 海 外 証 券 先 物 取 引 に 係 る 計 算 上 の損失額との差額(以下「現金不足額」という。) の い ず れ か 大 き い 方 の 額 以 上 の 額 を 委 託 証 拠 金 として、約定日(当該売付け又は当該買付けの成 立を協会員が確認した日)から起算して3営業日 目の日の正午までに差入れを受けるものとする。
2 協会員は、委託証拠金は当該海外証券先物取引 等に係る建玉の通貨(以下「指定建通貨」という。) により受け入れるものとする。
3 前 2 項 の 規 定 は 海 外 証 券 先 物 オ プ シ ョ ン 取 引 の 権 利 行 使 又 は 権 利 割 当 て に よ り 成 立 す る 海 外 証券先物取引について準用する。
( 新 設 )
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旧
第 10 条 委託証拠金の所要額は、執行取引所の定め る 証 拠 金 額 以 上 の 額 で 協 会 員 が 定 め る 額 と す る。
第 9 条 委託証拠金の所要額は、取引を執行する 海外取引所(以下「執行取引所」という。)の定 め る 証 拠 金 額 以 上 の 額 で 協 会 員 が 定 め る 額 と す る。
(委託証拠金の有価証券による代用)
第 11 条 顧客から受け入れる委託証拠金は、有価 証券をもって代用することができる。ただし、現 金不足額に相当する額の委託証拠金は、有価証券 をもって代用することができないものとする。
( 削 る )
2 前 項 の 規 定 に 基 づ き 顧 客 か ら 受 け 入 れ る 有 価 証券(以下「代用有価証券」という。)の種類は、 いずれかの金融商品取引所等(金融商品取引所及 び執行取引所をいう。以下この項において同じ。) が 定 め る デ リ バ テ ィ ブ 取 引 に 係 る 代 用 有 価 証 券 の種類とし、協会員が代用有価証券の評価を行う 場合における代用価格は、デリバティブ取引に係 る 代 用 有 価 証 券 の 代 用 価 格 を 算 出 す る た め に 当 該 金 融 商 品 取 引 所 等 が 定 め る 時 価 に 当 該 金 融 商 品 取 引 所 等 の 定 め る 率 を 乗 じ て 得 た 額 を 超 え な い額とする。
( 削 る )
( 削 る )
( 削 る )
( 削 る )
(委託証拠金の有価証券による代用)
第 10 条 顧客から受け入れる委託証拠金は、執行 取 引 所 の 認 め る 範 囲 に お い て 有 価 証 券 を も っ て 代用することができる。ただし、現金不足額に相 当する額の委託証拠金は、有価証券をもって代用 することができないものとする。
2 前 項 の 規 定 に よ り 受 け 入 れ る 有 価 証 券 ( 以 下 「代用証券」という。)の種類は、執行取引所又 は そ の 清 算 会 社 が 受 け 入 れ る 有 価 証 券 の う ち 指 定建通貨と同一の通貨で表示されるものとする。 3 前2項の規定に基づき、顧客から受け入れる代 用証券の評価は、額面金額を基準として次の各号 に 掲 げ る 区 分 に 従 い 当 該 各 号 に 定 め る 率 を 乗 じ て行う。
1 償還までの期間が6ヵ月以下の債券 100 分 の 95
2 償 還 ま で の 期 間 が 6 ヵ 月 超 1 年 以 下 の 債 券 100 分の 90
3 償 還 ま で の 期 間 が 1 年 を 超 え る 債 券 に つ い ては、執行取引所又は清算会社が定める掛目に 100 分の 90 を乗じた率
4 協会員は、経済情勢等の変化に伴い前項に定め る代用証券の掛目を変更するものとする。この場 合、協会員は、顧客から既に受け入れられている 代 用 証 券 に 対 し て も 変 更 後 の 掛 目 を 適 用 す る も のとする。
(受入証拠金の計算方法) 第 12 条 ( 削 る )
(受入証拠金の計算方法)
新
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受入証拠金の総額は、顧客ごとに計算し、当該 顧客から受け入れている委託証拠金の額に、第3 項 に 規 定 す る 現 金 授 受 予 定 額 を 加 減 し て 得 た 額 とする。
2 受入証拠金の総額の計算において、委託証拠金 の 全 部 又 は 一 部 が 有 価 証 券 を も っ て 代 用 さ れ て いる場合におけるその代用有価証券の額は、代用 有 価 証 券 を 前 条 第 2 項 に 定 め る 代 用 価 格 に よ り 評価した額の合計額とする。
3 現金授受予定額は、次項に規定する計算上の損 益額に、顧客の海外証券先物取引の決済損益額の う ち 授 受 を 終 了 し て い な い も の 並 び に 当 該 顧 客 の 海 外 証 券 先 物 オ プ シ ョ ン 取 引 及 び 海 外 証 券 オ プ シ ョ ン 取 引 の 取 引 代 金 の う ち 授 受 を 終 了 し て い な い も の の 合 計 額 を 加 減 し た 額 か ら 当 該 顧 客 の 負 担 す べ き も の に 相 当 す る 額 で 協 会 員 が 必 要 と 認 め る 額 を 差 し 引 い て 得 た 額 に 相 当 す る 金 銭 の額とする。
4 計算上の損益額は、顧客の海外証券先物取引の 相 場 の 変 動 に 基 づ く 利 益 に 相 当 す る 額 の 合 計 額 か ら 当 該 顧 客 の 海 外 証 券 先 物 取 引 の 相 場 の 変 動 に 基 づ く 損 失 に 相 当 す る 額 の 合 計 額 及 び 第 14条 の 規 定 に よ り 払 出 し を 行 っ た 場 合 の 当 該 払 出 額 の合計額を差し引いて得た損益額とする。
( 削 る )
については、執行取引所ごとに区分しかつ指定建 通 貨 を 同 一 と す る 取 引 ご と に 計 算 す る も の と す る。
2 受入証拠金の総額は、当該顧客が差し入れてい る委託証拠金の額に、第4項に規定する海外証券 先物取引に係る計算上の損益額を加減し、当該顧 客 の 負 担 す べ き も の に 相 当 す る 額 で 協 会 員 が 必 要と認める額を差し引いて得た額とする。 3 前項の受入証拠金の総額の計算において、受入
証 拠 金 の 全 部 又 は 一 部 が 有 価 証 券 を も っ て 代 用 されている場合におけるその代用価額は、前条第 3項に定めるところによる。
( 新 設 )
4 海外証券先物取引に係る計算上の損益額は、当 該 顧 客 の 海 外 証 券 先 物 取 引 の 相 場 の 変 動 に 基 づ く 利 益 に 相 当 す る 額 か ら 当 該 顧 客 の 海 外 証 券 先 物 取 引 の 相 場 の 変 動 に 基 づ く 損 失 に 相 当 す る 額 と 第 13条 の 規 定 に よ り 払 出 し を 行 っ た 場 合 の 当 該払出額を差し引いて得た損益額とする。 5 前 項 の 海 外 証 券 先 物 取 引 の 相 場 の 変 動 に 基 づ
く計算上の損益は、当該顧客の約定価額と計算す る 日 の 前 日 の 執 行 取 引 所 が 定 め た 清 算 価 格 に よ り評価した価額との差損益とする。
(委託証拠金の引出し等の制限)
第 13 条 協会員は、顧客から海外証券先物取引等 に 係 る 委 託 証 拠 金 と し て 受 け 入 れ て い る 金 銭 又 は有価証券を引き出させてはならない。ただし、 次の各号のいずれかに該当する場合において、当 該 各 号 に 掲 げ る 額 を 超 え な い 額 に 相 当 す る 金 銭 又は有価証券については、この限りでない。
(委託証拠金の引出し等の制限)
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1 引 き 出 さ せ る 際 に お け る 当 該 顧 客 の 受 入 証拠 金 の 総 額 が 委 託 証 拠 金 の 所 要 額 の 総 額 を 上 回 っ て い る 場 合 そ の 超 過 額 を 代 用 有 価 証 券 の 評 価 に 用 い る 率 を も っ て 除 し た 額 に 相 当 す る有価証券又は当該超過額と現金超過額(委託 証 拠 金 と し て 受 け 入 れ て い る 金 銭 の 額 が 現 金 支 払 予 定 額 を 超 え て い る 場 合 の 当 該 超 過 額 を いう。以下同じ。)のいずれか小さな額に相当 する額の金銭
2 当 該 顧 客 か ら 委 託 証 拠 金 と し て 受 け 入 れ て い る 有 価 証 券 を 金 銭 又 は 他 の 有 価 証 券 と 差 し 換 え る 場 合 当 該 金 銭 の 額 又 は 当 該 他 の 有 価 証券の額(第11条第2項に定める代用価格によ り 評 価 し た 額 を い う 。 以 下 こ の 項 に お い て 同 じ。)を代用有価証券の評価に用いる率をもっ て除した額に相当する有価証券
3 当 該 顧 客 か ら 委 託 証 拠 金 と し て 受 け 入 れ て い る 金 銭 の う ち 現 金 超 過 額 に 相 当 す る 金 銭 を 有 価 証 券 と 差 し 換 え る 場 合 当 該 有 価 証 券 の 額に相当する額の金銭
2 協 会 員 は 、 前 項 第 1 号 に 該 当 す る 場 合 に お い て、当該顧客の請求により金銭又は有価証券を引 き出させるときは、超過額を確認した日から遅滞 なく行うものとする。
1 引 き 出 さ せ る 際 に お け る 当 該 顧 客 の 受 入 証 拠 金 の 総 額 が 委 託 証 拠 金 所 要 額 の 総 額 を 上 回 っている場合には、その超過額を第 10条第3 項 に 掲 げ る 率 を も っ て 除 し た 額 に 相 当 す る 有 価証券又は当該超過額と現金超過額(委託証拠 金 と し て 差 し 入 れ ら れ て い る 金 銭 の 額 が 計 算 上 の 損 失 額 を 超 え て い る 場 合 の 当 該 超 過 額 を いう。以下同じ。)のいずれか小さな額に相当 する額の金銭
2 当 該 顧 客 が 委 託 証 拠 金 と し て 差 し 入 れ て い る 有 価 証 券 を 金 銭 又 は 他 の 有 価 証 券 と 差 し 換 える場合には、当該金銭の額又は当該他の有価 証券の額(第10条第3項に定める代用価格によ り 評 価 し た 額 を い う 。 以 下 こ の 項 に お い て 同 じ。)を第 10 条第3項に掲げる率をもって除し た額に相当する有価証券
3 当 該 顧 客 が 委 託 証 拠 金 と し て 差 し 入 れ て い る 金 銭 の う ち 現 金 超 過 額 に 相 当 す る 金 銭 を 有 価証券と差し換える場合には、当該有価証券の 額に相当する額の金銭
2 協 会 員 は 、 前 項 第 1 号 に 該 当 す る 場 合 に お い て、当該顧客の請求により現金又は代用有価証券 を返還するときは、超過額を確認した日から起算 して2営業日目の日以降行うものとする。 (計算上の利益額の払出し)
第 14 条 協会員は、顧客が請求し、かつ、当該協 会員が応じる場合には、当該顧客の計算上の利益 額に相当する金銭を、当該顧客の受入証拠金の総 額 が 委 託 証 拠 金 の 所 要 額 の 総 額 を 上 回 っ て い る と き の 差 額 を 限 度 と し て 、 払 い 出 す こ と が で き る。
2
・ ( 現 行 ど お り ) 3
(計算上の利益額の払出し)
第 13 条 協会員は、顧客が請求し、かつ、当該協 会員が応じる場合には、当該顧客の計算上の利益 額に相当する金銭を、当該顧客の受入証拠金の総 額 が 委 託 証 拠 金 所 要 額 の 総 額 を 上 回 っ て い る と きの差額を限度として、払い出すことができる。
2
・ ( 省 略 ) 3
(委託証拠金の追加受入れ)
第 15 条 協会員は、毎営業日に顧客ごとに総額の 不 足 額 又 は 現 金 不 足 額 が 生 じ て い る か を 確 認 し なければならない。
2 協会員は、前項の確認により、顧客に総額の不
(委託証拠金の追加差し入れ) 第 14 条 ( 新 設 )
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足 額 又 は 現 金 不 足 額 が 生 じ て い る こ と が 判 明 した場合には、いずれか大きい方の額以上の額を委 託証拠金として、当該顧客から、不足額が生じて い る こ と が 判 明 し た 日 か ら 起 算 し て 3 営 業 日 目 の 日 の 正 午 ま で の 協 会 員 が 定 め る 日 時 ま で に 受 け入れるものとする。ただし、当該定める日時を 待 た ず に 協 会 員 に お い て ロ ス カ ッ ト 取 引 を 行 う ことを妨げない。
が生じた場合には、いずれか大きい方の額以上の 額を委託証拠金として、当該顧客から、当該不足 額 が 生 じ た こ と を 確 認 し た 日 か ら 起 算 し て 3 営 業 日 目 の 日 の 正 午 ま で に 差 し 入 れ さ せ る も の と する。この場合において、現金不足額に相当する 額 の 委 託 証 拠 金 は 、 指 定 建 通 貨 に よ る 現 金 と す る。
(委託証拠金に対する付利の禁止)
第 16 条 協会員は、顧客から海外証券先物取引等 の 委 託 証 拠 金 と し て 受 け 入 れ た 金 銭 又 は 有 価 証 券に対しては、利息その他の対価を付してはなら ない。
(委託証拠金に対する付利の禁止)
第 15 条 協会員は、顧客から海外証券先物取引等 の 委 託 証 拠 金 と し て 差 し 入 れ ら れ た 金 銭 又 は 有 価証券に対しては、利息、その他の対価を付して はならない。
(委託証拠金の返還)
第 17 条 協会員は、顧客の海外証券先物取引等に ついて、次の各号に該当する場合において、当該 顧 客 か ら の 委 託 証 拠 金 の 返 還 請 求 が あ っ た と き は、当該各号に定める日以降、遅滞なく委託証拠 金を返還することとする。ただし、海外証券先物 取 引 等 に 係 る 当 該 顧 客 の 債 務 の う ち 未 履 行 部 分 に相当する額の委託証拠金については、この限り でない。
1 転 売 又 は 買 戻 し に よ る 決 済 を 行 っ た 場 合 当該転売又は買戻しの約定日
2 受 渡 決 済 を 行 っ た 場 合 執 行 取 引 所 の 定 め る売買取引最終日の国内応当日の翌営業日
3 最 終差金 決済 (海外 証券 先物取 引等 につ い て、未決済勘定を転売又は買戻しにより決済し なかった場合に、執行取引所等(執行取引所及 び 協 会 員から 海 外 証券先 物 取 引等の 委 託 を 受 ける外国証券業者をいう。以下同じ。)の定め る と こ ろによ り 行 われる 差 金 決済の こ と を い う。以下同じ。)が行われた場合 協会員が最 終清算価格を確認した日
4 海 外証券 先物 オプシ ョン 取引の 権利 行使 に 関 し て 売建玉 に 割 当てが 行 わ れた場 合 協 会
(委託証拠金の返還)
第 16 条 協会員は、顧客の海外証券先物取引等に ついて、次の各号に該当する場合に、当該顧客か らの委託証拠金の返還請求があった場合には、当 該各号に定める日以降、遅滞なく委託証拠金を返 還することとする。
1 転 売 又 は 買 戻 し に よ る 決 済 を 行 っ た 場 合 当 該 転 売 又 は 買 戻 し の 約 定 日 か ら 起 算 し て 4 営業日目の日
2 受渡決済を行った場合(海外証券オプション 取引のうち、権利行使に関して売建玉に割当て が行われた場合の受渡決済を含む。) 執行取 引所の定める受渡日の国内応当日の翌営業日 3 最 終差金 決済 (海外 証券 先物取 引等 につ い
て、未決済勘定を転売又は買戻しにより決済し なかった場合に、執行取引所の定めるところに よ り 行 われる 差 金 決済の こ と をいう 。 以 下 同 じ。)が行われた場合 協会員が最終清算価格 を確認した日から起算して4営業日目の日
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員が当該割当てを確認した日5 海 外証券 オプ ション 取引 の権利 行使 に関 し て 売 建 玉に割 当 て が行わ れ た 場合 協 会 員 が 当該割当てを確認した日
6 海 外証券 先物 オプシ ョン 取引又 は海 外証 券 オプション取引について、権利消滅となった場 合 協会員が権利消滅を確認した日
員 が当 該割当 てを 確認し た日 から起 算し て3 営業日目の日
5 海 外証券 オプ ション 取引 の権利 行使 に関 し て売建玉に割当てが行われた場合(ただし、第 2号の場合を除く。) 協会員が当該割当てを 確認した日から起算して4営業日目の日 6 海 外証券 先物 オプシ ョン 取引又 は海 外証 券
オプション取引について、権利消滅となった場 合 協 会員が 権利 消滅を 確認 した日 か ら起算 して4営業日目の日
(委託証拠金の使用制限)
第 18 条 協会員は、海外証券先物取引等について 顧 客 か ら 委 託 証 拠 金 と し て 受 け 入 れ て い る 金 銭 又は有価証券を、自己の取引に使用してはならな い。
2 協会員は、あらかじめ当該顧客の書面による同 意がある場合を除くほか、海外証券先物取引等に つ い て 顧 客 か ら 委 託 証 拠 金 と し て 受 け 入 れ て い る金銭又は有価証券を、他の顧客の取引に使用し てはならない。
(委託証拠金の使用制限)
第 17 条 協会員は、海外証券先物取引等について 顧 客 か ら 委 託 証 拠 金 と し て 預 託 を 受 け た 金 銭 又 は 有 価 証 券 を 、 自 己 の 取 引 に 使 用 し て は な ら な い。
2 協会員は、あらかじめ当該顧客の書面による同 意がある場合を除くほか、海外証券先物取引等に つ い て 顧 客 か ら 委 託 証 拠 金 と し て 預 託 を 受 け た 金銭又は有価証券を、他の顧客の取引に使用して はならない。
(転売又は買戻しに伴う差金決済)
第 19 条 協会員は、海外証券先物取引等について 顧客が転売又は買戻しを行った場合において、損 失が生じたときは、当該損失に相当する額の金銭 を、当該転売又は買戻しに係る約定日から起算し て 4 営 業 日 目 の 日 ま で の 協 会 員 が 定 め る 日 時 ま でに当該顧客から受け入れるものとする。 2 協会員は、前項の場合において、利益が生じた
ときは、当該利益に相当する額の金銭を当該転売 又 は 買 戻 し に 係 る 約 定 日 か ら 遅 滞 な く 当 該 顧 客 に支払うものとする。
(転売又は買戻しに伴う差金決済)
第 18 条 協会員は、海外証券先物取引等について 顧客が転売又は買戻しを行った場合において、損 失が生じたときは、当該損失に相当する額の金銭 を、当該転売又は買戻しに係る約定日から起算し て 4 営 業 日 目 の 日 ま で に 当 該 顧 客 か ら 差 し 入 れ を受けるものとする。
2 協会員は、前項の場合において、利益が生じた ときは、当該利益に相当する額の金銭を当該転売 又 は 買 戻 し に 係 る 約 定 日 か ら 起 算 し て 4 営 業 日 目の日に顧客あて支払う。
(計算上の利益の払出しに伴う金銭の授受) 第 20 条 前条及び次条の規定にかかわらず、第14
条 の 規 定 に よ り 計 算 上 の 利 益 額 の 払 出 し を 受 け ている顧客が受渡決済、転売若しくは買戻しによ る決済又は最終差金決済(以下「受渡決済等」と いう。)を行う場合における当該顧客と協会員と の間の金銭(当該顧客が受渡決済を行う場合にお け る 次 条 の 規 定 に 基 づ く 品 渡 代 金 及 び 品 受 代 金
(計算上の利益の払出しに伴う金銭の授受) 第 19 条 前条の規定にかかわらず、第13条の規定
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を除く。)の授受については、次の各号に定める区分に従い、当該各号に定めるところによるもの とする。
1 転 売 若 し く は 買 戻 し の 約 定 日 又 は 受 渡 決 済 若 し く は 最 終 差 金 決 済 に 係 る 限 月 取 引 の 売 買 取引最終日において、顧客の海外証券先物取引 における未決済約定(売買取引最終日が到来し た 限 月 取 引 の 売 買 取 引 最 終 日 以 後 に お け る 当 該限月取引の未決済約定を除く。以下この条に おいて同じ。)がある場合
イ 第 14条 の 規 定 に よ り 顧 客 に 払 い 出 し て い る額の合計額(以下「計算上の利益の払出額」 という。)が受渡決済等により当該顧客が受 領 す る こ と と な る 金 銭 の 額 以 上 で あ る と き は、協会員は、当該顧客に対し当該金銭を支 払わないものとする。この場合において、当 該 計 算 上 の 利 益 の 払 出 額 と 当 該 金 銭 の 額 と の 差 額 を 新 た な 計 算 上 の 利 益 の 払 出 額 と す る。
ロ 計 算 上 の 利 益 の 払 出 額 が 受 渡 決 済 等 に よ り 顧 客 が 受 領 す る こ と と な る 金 銭 の 額 を 下 回るときは、協会員は、当該顧客に対し当該 計 算 上 の 利 益 の 払 出 額 と 当 該 金 銭 の 額 と の 差 額 を 支 払 う も の と す る 。 こ の 場 合 に お い て、当該計算上の利益の払出額は全額当該顧 客から返還されたものとする。
ハ 受 渡 決 済 等 に よ り 顧 客 が 金 銭 を 支 払 う こ ととなるときは、協会員は、当該顧客より当 該金銭の支払いを受けるものとする。この場 合において、計算上の利益の払出額について は増減を行わないものとする。
2 転 売 若 し く は 買 戻 し の 約 定 日 又 は 受 渡 決 済 若 し く は 最 終 差 金 決 済 に 係 る 限 月 取 引 の 売 買 取引最終日において、顧客の海外証券先物取引 における未決済約定がないこととなる場合 イ 計 算 上 の 利 益 の 払 出 額 が 受 渡 決 済 等 に よ
り 顧 客 が 受 領 す る こ と と な る 金 銭 の 額 以 上 であるときは、協会員は、当該顧客より当該 転 売 若 し く は 買 戻 し の 約 定 日 又 は 当 該 限 月
区分に従い、当該各号に定めるところによるもの とする。
1 転 売 若 し く は 買 戻 し の 約 定 日 又 は 受 渡 決 済 に係る限月取引の売買取引最終日において、当 該 顧 客 の 委 託 に 基 づ く 海 外 証 券 先 物 取 引 に お ける未決済約定(売買取引最終日が到来した限 月 取 引 の 売 買 取 引 最 終 日 以 後 に お け る 当 該 限 月取引の未決済約定を除く。以下この項におい て同じ。)がある場合
イ 第 13条 の 規 定 に よ り 顧 客 に 払 い 出 し て い る額の合計額(以下「計算上の利益の払出額」 という。)が前条の規定により顧客が受領す ることとなる金銭の額以上である時は、協会 員は、当該顧客に対し当該金銭を支払わない ものとする。この場合において、当該計算上 の 利 益 の 払 出 額 と 当 該 金 銭 の 額 と の 差 額 を 新たな計算上の利益の払出額とする。
ロ 計 算 上 の 利 益 の 払 出 額 が 前 条 の 規 定 に よ り 顧 客 が 受 領 す る こ と と な る 金 銭 の 額 を 下 回るときは、協会員は、当該顧客に対し当該 計 算 上 の 利 益 の 払 出 額 と 当 該 金 銭 の 額 と の 差 額 を 支 払 う も の と す る 。 こ の 場 合 に お い て、当該計算上の利益の払出額は全額当該顧 客から返還されたものとする。
ハ 前 条 の 規 定 に よ り 顧 客 が 金 銭 を 支 払 う こ ととなるときは、協会員は、当該顧客より当 該金銭の支払いを受けるものとする。この場 合において、計算上の利益の払出額について は増減を行わないものとする。
2 転 売 若 し く は 買 戻 し の 約 定 日 又 は 受 渡 決 済 に係る限月取引の売買取引最終日において、当 該 顧 客 の 委 託 に 基 づ く 海 外 証 券 先 物 取 引 に お ける未決済約定がないこととなる場合
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取引の売買取引最終日(その日が休業日に当た る 場 合 に は 、 そ の 後 の 直 近 の 営 業 日 と す る。以下同じ。)から起算して4営業日目の 日までの協会員が定める日時までに、計算上 の 利 益 の 払 出 額 と 当 該 金 銭 の 額 と の 差 額 の 支払いを受けるものとする。この場合におい て、協会員は、当該顧客に対し当該金銭を支 払わないものとする。
ロ 計 算 上 の 利 益 の 払 出 額 が 受 渡 決 済 等 に よ り 顧 客 が 受 領 す る こ と と な る 金 銭 の 額 を 下 回るときは、協会員は、当該顧客に対し当該 計 算 上 の 利 益 の 払 出 額 と 当 該 金 銭 の 額 と の 差額を支払うものとする。
ハ 受 渡 決 済 等 に よ り 顧 客 が 金 銭 を 支 払 う こ ととなるときは、協会員は、当該顧客より当 該金銭の支払いを受けるとともに、計算上の 利 益 の 払 出 額 に つ い て 当 該 転 売 若 し く は 買 戻 し の 約 定 日 又 は 当 該 限 月 取 引 の 売 買 取 引 最 終 日 か ら 起 算 し て 4 営 業 日 目 の 日 ま で の 協会員が定める日時までに、返還を受けるも のとする。
取引の売買取引最終日(その日が休業日に当 た る 場 合 に は 、 そ の 後 の 直 近 の 営 業 日 と す る。以下ハにおいて同じ。)から起算して4 営業日目の日までに、計算上の利益の払出額 と 当 該 金 銭 の 額 と の 差 額 の 支 払 い を 受 け る ものとする。この場合において、協会員は、 当 該 顧 客 に 対 し 当 該 金 銭 を 支 払 わ な い も の とする。
ロ 計 算 上 の 利 益 の 払 出 額 が 前 条 の 規 定 に よ り 顧 客 が 受 領 す る こ と と な る 金 銭 の 額 を 下 回るときは、協会員は、当該顧客に対し当該 計 算 上 の 利 益 の 払 出 額 と 当 該 金 銭 の 額 と の 差額を支払うものとする。
ハ 前 条 の 規 定 に よ り 顧 客 が 金 銭 を 支 払 う こ ととなるときは、協会員は、当該顧客より当 該金銭の支払いを受けるとともに、計算上の 利 益 の 払 出 額 に つ い て 当 該 転 売 若 し く は 買 戻 し の 約 定 日 又 は 当 該 限 月 取 引 の 売 買 取 引 最終日から起算して4営業日目の日までに、 返還を受けるものとする。
(受渡その他の決済方法)
第 21 条 協会員は、海外証券先物取引について、 顧 客 が 有 価 証 券 の 品 渡 し に よ る 受 渡 決 済 を 委 託 する場合には、執行取引所等の定める受渡手続開 始 日 の 国 内 応 当 日 ま で の 協 会 員 が 定 め る 日 時 ま でに、当該顧客から当該執行取引所等が定める受 渡適格銘柄を受け入れるものとする。なお、当該 顧客に対し交付すべき品渡代金は、執行取引所等 の 定 め る 受 渡 日 の 国 内 応 当 日 か ら 遅 滞 な く 当 該 顧客に支払うものとする。
2 協会員は、海外証券先物取引について、顧客が 有 価 証 券 の 品 受 け に よ る 受 渡 決 済 を 委 託 す る 場 合には、執行取引所等の定める受渡日の国内応当 日までに、当該顧客から品受代金を受け入れるも のとする。なお、当該顧客に対し交付すべき有価 証券については、執行取引所等の定める受渡日の 国内応当日から遅滞なく、あらかじめ顧客との間 で 別 途 取 り 決 め た 受 渡 方 法 に よ り 交 付 す る も の
(受渡その他の決済方法)
第 20 条 協会員は、海外証券先物取引について、 顧 客 が 有 価 証 券 の 品 渡 し に よ る 受 渡 決 済 を 委 託 する場合には、執行取引所の定める受渡手続開始 日の国内応当日までに、当該顧客より当該執行取 引 所 が 定 め る 受 渡 適 格 銘 柄 の 差 し 入 れ を 受 け る ものとする。なお、当該顧客に対し交付すべき品 渡代金は、執行取引所の定める受渡日の国内応当 日の翌営業日に当該顧客あて支払う。
新
旧
とする。3 協会員は、海外証券オプション取引について、 顧 客 が 有 価 証 券 の 売 買 に 係 る 権 利 行 使 を 行 う 場 合には、執行取引所において権利行使する日の国 内応当日までに、権利行使に必要な当該有価証券 又 は 受 渡 代 金 等 を 顧 客 か ら 受 け 入 れ る も の と す る。なお、当該顧客に対して交付すべき有価証券 又は受渡代金は、執行取引所等の定める受渡日の 国内応当日から遅滞なく、当該顧客にあらかじめ 顧 客 と の 間 で 別 途 取 り 決 め た 受 渡 方 法 に よ り 交 付するものとする。
4 協会員は、海外証券オプション取引について、 顧 客 が 有 価 証 券 の 売 買 に 係 る 権 利 割 当 て を 受 け た場合には、執行取引所等の定める受渡日に受渡 し が 支 障 な く 行 わ れ る よ う 当 該 有 価 証 券 又 は 受 渡 代 金 等 を 顧 客 よ り 受 け 入 れ る も の と す る 。 な お、当該顧客に対して交付すべき有価証券又は受 渡代金は、執行取引所等の定める受渡日の国内応 当日から遅滞なく、当該顧客にあらかじめ顧客と の 間 で 別 途 取 り 決 め た 受 渡 方 法 に よ り 交 付 す る ものとする。
5 協 会 員 は 、 顧 客 の 海 外 証 券 先 物 取 引 等 に つ い て、最終差金決済又は権利行使に伴う差金決済が 行われた場合において、損失が生じたときは、当 該 損 失 に 相 当 す る 額 の 金 銭 を 当 該 協 会 員 が 当 該 決 済 に 係 る 清 算 価 格 を 確 認 し た 日 か ら 起 算 し て 4 営 業 日 目 の 日 ま で の 協 会 員 が 定 め る 日 時 ま で に当該顧客から受け入れるものとする。
6 協会員は、前項の場合において、利益が生じた ときは、当該利益に相当する額の金銭を当該協会 員 が 当 該 決 済 に 係 る 清 算 価 格 を 確 認 し た 日 か ら 遅滞なく当該顧客に支払うものとする。
7 協会員は、顧客が海外証券先物オプション取引 又 は 海 外 証 券 オ プ シ ョ ン 取 引 の 買 付 け を 行 っ た 場合、約定プレミアムを約定日から起算して4営 業 日 目 の 日 ま で の 協 会 員 が 定 め る 日 時 ま で に 当 該顧客から受け入れるものとする。
8 協会員は、顧客が海外証券先物オプション取引 又 は 海 外 証 券 オ プ シ ョ ン 取 引 の 売 付 け を 行 っ た
のとする。
3 協会員は、海外証券オプション取引について、 顧 客 が 有 価 証 券 の 売 買 に 係 る 権 利 行 使 を 行 う 場 合には、執行取引所において権利行使する日の国 内応当日までに、権利行使に必要な当該有価証券 又 は 受 渡 代 金 等 を 顧 客 か ら 受 け 入 れ る も の と す る。なお、当該顧客に対して交付すべき有価証券 又は受渡代金は、執行取引所の定める受渡日の国 内応当日の翌営業日に、当該顧客あて、あらかじ め 顧 客 と の 間 で 別 途 取 り 決 め た 受 渡 方 法 に よ り 交付するものとする。
4 協会員は、海外証券オプション取引について、 顧 客 が 有 価 証 券 の 売 買 に 係 る 権 利 割 当 て を 受 け た場合には、執行取引所の定める受渡日に受渡し が 支 障 な く 行 わ れ る よ う 当 該 有 価 証 券 又 は 受 渡 代金等を顧客より受け入れるものとする。なお、 当 該 顧 客 に 対 し て 交 付 す べ き 有 価 証 券 又 は 受 渡 代金は、執行取引所の定める受渡日の国内応当日 の翌営業日に、当該顧客あて、あらかじめ顧客と の 間 で 別 途 取 り 決 め た 受 渡 方 法 に よ り 交 付 す る ものとする。
5 協会員は、海外証券先物取引等について、最終 差 金 決 済 又 は 権 利 行 使 に 伴 う 差 金 決 済 が 行 わ れ た場合において、損失が生じたときは、当該損失 に 相 当 す る 額 の 金 銭 を 当 該 協 会 員 が 当 該 決 済 に 係 る 清 算 価 格 を 確 認 し た 日 か ら 起 算 し て 4 営 業 日 目 の 日 ま で に 当 該 顧 客 か ら 差 し 入 れ を 受 け る ものとする。
6 協会員は、前項の場合において、利益が生じた ときは、当該利益に相当する額の金銭を当該協会 員 が 当 該 決 済 に 係 る 清 算 価 格 を 確 認 し た 日 か ら 起算して4営業日目の日に顧客あて支払う。 7 協会員は、顧客が海外証券先物オプション取引
又 は 海 外 証 券 オ プ シ ョ ン 取 引 の 買 付 け を 行 っ た 場合、約定プレミアムを約定日から起算して4営 業 日 目 の 日 ま で に 当 該 顧 客 か ら 差 し 入 れ を 受 け るものとする。